現代は簡単に大量の情報が得られる時代ですね。
その中でも、あえて出来るだけいろいろなジャンルの本を読むように心がけています。
今は、畑村洋太郎さんの「失敗学のすすめ」を読んでいます。
昔から伝わる言葉のように「失敗は成功のもと」
「失敗は成功の母」と言われるように失敗から多いに学ぶことが大事だ!という
観点で書かれた本です。
私も含め人間たるもの日々、小さな失敗から大きな失敗までしています。
本では、失敗とは何か?からはじまり、失敗した原因を突き詰めることで
その失敗こそ創造を生むと論じています。
また、現在は教育でも社会でも「失敗しない為に何かをする」
「失敗をしない方法」などがほとんどですが、
それでは、表面上だけの真似であって実際に自分が失敗しない限り
本質をつかめない解いています。
確かに私の小さな頃は、危ないことも遊びの中でありました。
けれど、そこから「危ない!」と学んだ事も多かったし、
痛い思いをしたくない為に、工夫をしたことも多かったように思います。
難しい言葉は使わず、著者の実験の失敗例なども記されていてとても読みやすい本です。
興味が湧いたら是非読んでみてください。